飛ぶ仲間:紙ヒコーキ・東京号

イメージ 1

イメージ 2

ホワイトウイングの紙ヒコーキを買いました。2枚羽で20センチ位の大きさです。これを左右対象に組み立てるのがポイントです。完成したらゴムパチンコで飛ばします。
説明文によると78年前(昭和5年)8月、実機・東京号(トラベルエアー4000型)を操縦して石川県出身の東 善作さんがアメリカからはるばる18,000キロを飛んで東京の立川飛行場に着陸しました。到着を朝から待ちうけた大群衆の歓迎や、時の小泉又二郎逓信大臣(小泉元総理大臣のおじいさん)の出迎えも受けました。
鈴木 明/著「ある日本男児アメリカ(東善作、明治二十六年生まれの挑戦)」中央公論社発行によると
出迎えた70歳になった母は父の元気を伝えたあとで、大きな仕事を終えたがここで気を抜くな、しっかりしろ、これからだと叱咤激励しました。当時の日本の母親像が表れていて感服します。
東善作さんは飛行士になるため大正5年アメリカへ渡りすべて積極的挑戦の日本男児でした。その一つにチャプスイ店(Chop Suey Parlor)の経営がありました。また日本で初めて鳥取県人形峠でウラン鉱脈の発見もしました。
下は東京の国分寺で見つけたお店、東善作さんとは関係ありませんでした。

注)チャプスイ:八宝菜みたいな雑炊(ぞうすい)