飛ぶ仲間 : グラマン・トラッカー

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今日はここ東京の立川は昨日の雨も上がり見事なスカイクリアーです。 西に見える山々にはポコポコと雲が立ち上がってきました。 カッコーが鳴いています。
東京で星型エンジンの音が耐えて久しいですが最後まで飛んでいた星型エンジン飛行機は米海軍のグラマンC-1トレイダー輸送機です。 ボロボロンボロンと厚木基地からかよく飛んできました。
今日のお題のトラッカー (追跡者) 機も星型エンジン海上自衛隊が対潜哨戒に使用していました。 画像の4144号機は27年間 (総飛行時間6.916時間) の役目を終えて競売にかけられた米軍貸与最後のトラッカーです。 必要な検査と修理後415時間しか飛んでおらず博物館アイテムとして最適と思い米軍放出品入札許可証をとり早速入札に備えました。 これはトラッカーに惚れ込みどうしても4144号機を保存しようとして考えた唯一の手段でした。 しかし、しかし・・・・・もうオジさんはカッコーになりたい。
  
『日朝空航』昭和17年11月号 (航空むかし話) に日本の空の先達、奈良原三次さんの随想が載っており最後の文をお借りします。 《希くば新進の青少年諸君,我等の時代を追想し大いに奮起されんことを切望する》