戦闘機のバーゲンセール

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画像はEAA(自作機協会)のS/P誌3月号の表紙です。 飛行機は完璧にレストアされた第2次大戦の戦闘機ロッキードP-38です。 「双胴の悪魔」とか「ペロ8」なんて呼ばれています。 この飛行機は終戦の3ヶ月前に製造され、当時の製造コストは15,000ドルでした。  そして次の年早くに1,250ドルで売り出されています。 飛行時間はたったの20~30時間でそのほとんどが空輸時間だそうです。 
さて、P-38といえば日本海軍の山本五十六長官搭乗機を撃墜した飛行機として有名です。 この時の長官機他に対する直掩機は零戦が6機、攻撃のP-38は16機で指揮官はジョン・ミッチェル(最終的に大佐)でした・・・J・ミッチェル大佐については後日少し述べてみたいと思います。   ところで、終戦の半年前の2月、アメリカのルーズベルト大統領を乗せヤルタ会談に向かう 大統領専用機「聖牛」号(ダグラスC-54B/民間型DC-4) には、なんと32機のP-38が護衛に付いたそうです。 彼我の違いがはっきりと分かります。