大空の芸術家

 地軸の傾きが変わったのでしょうか、 暑くて、暑くて一雨ほしいところです。
5⇒10⇒70⇒100⇒170⇒290⇒315・・・・・さてこの数値は何でしょう?
答えは50歳のスバル360ヤフオク入札価格です。 この年式のスバルはライトが飛び出ていて出目金スバルと呼ばれています。 オジさんも短期間ですが乗っていました、たしかシフトレバーが横Hパターンと記憶します。                                                                          開発リーダーは中島飛行機におられた百瀬晋六さんです。 飛行機屋の造ったこのスバル360には自動車の原点があります。 オジさんも欲しかったのですがとても315万円は出せないのです。 ところで、スバルさんには零式輸送機の情報をいただき感謝いたします。
さて、今回は前回に続き芸術 (アート) それも大空をキャンバスとして画く曲技飛行家のご紹介です。    一人目はその名もズバリ アート・スミス さん、大正5年に来日し各地で宙返りなどの妙技を披露、飛行機が身近でない時代、当時の人々の度肝を抜いたと思われます。 
次の 芸術さん は アート・ショール さん、 オジさんは記憶が無いのですが本によると昭和44年に小型単発機で曲技を行ったとあります。 余談ですがオジさんはアメリカのリアルト飛行場にこのアートさんを訪ね曲技飛行時に出すスモークの成分について聞いたことがあります。 その後残念なことに飛行機事故でお亡くなりになったそうです。
最後は現役バリバリの アート・ネルス さん、希代のおもちゃの持ち主です。 海兵隊ではパイロットその後、空軍のテストパイロット学校を卒業、現在は自家用で垂直離着陸ジェット戦闘機 シーハリア を乗り回しています。 大砲の弾頭みたいな大きなノーズ、大きく出張ったキャノピーが特徴のこの飛行機は武装その他を外し450キロ軽いそうです。 
どこで手に入れたのか、どの様にして米航空局の認可を得たのかエンジンは新品か? 等々、羨ましい限りでのゲスの勘ぐり。 しかしハリアーパイロットとしての経験もさることながら1秒間で2リッターも食らう飛行機を乗り回すとは沢山お金も持っている芸術さんだにゃ、とまたまた下衆に成り下がるなり。
 
アート・ネルスさんの芸術を演出する素晴らしい シーハリア の最新映像は下記EAAエアベンチャー2010の動画よりご覧になれます。
画像はシーハリアーでない ハリアー、羽が少し長いなり。イメージ 1