航空遺跡

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画像は旧日立航空機(株)立川工場<立川発動機製作所>の変電所だった建物です。昭和13年東京瓦斯(ガス)電気工業(株)から上記名に改名したこの会社は最近までゼノアという名で他地へ移転するまで立川の隣り東大和市にありました。この会社での飛行機エンジンで印象深いのは1,525馬力の星型エンジンのオーバーホール及び試運転を見学したことです。このエンジンは見た目も美しくシリンダーの冷却フィンの間にもアルミ材が波状に嵌め込まれていました。
さて前出の変電所ですが昭和20年の2月と4月に米軍のP-51及びF6F戦闘機により機銃掃射を受けています。下の画像はその拡大部です。戦闘機は共に12.7mm機銃6丁を翼に装備していました。62年前の凄まじい痕跡を今に伝えています。