Ki-43/隼戦闘機

 昨日、昔立川飛行機で旧陸軍Ki-43/戦闘機の最終組み立てラインに携わっておられた方のお話を伺いに行ってきました。 聞き取りとは難しいもの、忘れ去った記憶の彼方から何かをきっかけとして思い出していただくのですが、そのきっかけをどのように話せば良いかと、こちらも準備と勉強をしていかねばなりません。
およそ70年前のこと、既に遅すぎるのですが少しでも立川飛行場史の一端を残せたらと思います。
  の量産ラインは四列あり、流れ作業により順次組み立て最後にエンジンを取り付けて完成≫         ≪1班15人で編成された作業内容は無線機の取り付け(これがまた大きい)、油圧作動の脚の上げ下ろし及    びフラップの作動調整点検≫                                                昭和19年の7月には月300機をこなしたというのですから大ベテランです・・・・・しかしも最後は操縦者を護る分厚い防弾鋼鈑を操縦席後部に取り付けたそうです。イメージ 1
 画像は現在も当時の姿を残す戦闘機生産ラインがあった第一組立工場建物 (東京都立川市内)