植民地をたくさん持ち世界を凌駕し覇権を握ったのが一等国というのでしょうか、いずれにせよ現在では死語になったようです。
ところで民間機で機体に表示されている国籍記号をみるとアメリカはＮ、イギリスはＧ、ドイツはＤ、フランスはＦと一文字で始まっています。 何故か我国は二文字のＪＡで始まります（農協ではないなり）。 ずっとずっと昔の日本は一等国待遇なのか ≪Ｊ≫一文字でした。
ちなみに７４年前東京の立川飛行場を飛び立ちロンドンまで記録飛行を行った朝日新聞社の純国産機神風号は≪Ｊ-ＢＡＡＩ≫、誇らしげな国籍記号をヨーロッパの人たちの前に披露し国産機の優秀さを世界に知らしめました。
そんなことを思いながらオジさんは５９年前製造のセスナ機の国籍記号と登録記号をトレーシングペーパーに写し取りました。 何となれば、レストアのためペンキを落とし再び塗るために必要なのです。
航空法により規定されている国籍記号と登録記号。 装飾体でないローマ字とアラビア数字の大文字で表示、ほか表示場所、大きさ、向き、その他こまごま決められています。
