当世アメリカ飛行機事情

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飛行機王国アメリカの飛行機ネタは尽きることがないようです。 世界で唯一の民間ハリアー垂直離着陸ジェット戦闘機が3年のレストアを終え飛び始めたり、自作ロケット機(液体酸素+ケロシンで推力約1トン)レースが計画されたり、第2次大戦ドイツのジェット戦闘機メッサーシュミット262の複製機が空を飛んだりと話題に事欠きません。 
画像はマルカ(株)の紙製チャンスボートF7U-3カットラス米海軍ジェット戦闘機です。 米海軍の博物館に実機は展示してありますが、西海岸にある航空博物館 http://www.museumofflight.org  のレストア欄を見るとワイルドキャット戦闘機の奥になんとこの超レア物、カットラスを復元しているではありませんか。
こんなに元気のあるアメリカでもパイロット人口が80万人から60万人へと減ってしまったようです。 そんな中でEAA(自作飛行機協会)では既に100万人以上の子どもたちへ体験飛行をプレゼントしています。 また今年7月のEAA大会では小さく可愛い飛行機や訓練費付きのヘリコプターがくじで当たります。
2座のメッサーシュミット262レプリカを購入したマサチューセッツ州のコリングス財団は自動車も沢山収集していて、1920年代シカゴで暗躍したギャングの大親アル・カポネのV-16気筒キャデラックもオリジナルのままで保存しているようです。