飛ぶ仲間 : ハゲコウさん

今日から愛鳥週間が始まりました。 NPO立航博の近くではキジやコジュッケイが鳴いています。 
先日、千葉市動物公園から逃げ出した大きな鳥アフリカハゲコウが無事捕獲されたと報道されていました。
餌付けされているので自分で餌を探せないのか最後は鎮静剤入りのアジを食べ哀れにも捕らえられてしました。
オジさんは思いました。 ハゲコウさんはそのまま故郷アフリカへ飛んで帰ってもらいたいと・・・聞けば飛べないように羽を切ってあったのが伸び飛び出してしまったとあります。 羽を切ってまでして衆目の前にさらす必要があるのか、血も出ないし痛くも無いからか、鳥にとって羽を切られるということは人間の爪や髪の毛を切るのとは全く違うのです。 これは人間が観覧するために動物を虐待しているのです。 山口県宇部市ときわ公園のペリカン・カッタ君と比べても甚だ疑問です。 カッタ君は自由に空を飛んで近くの幼稚園へ遊びに行っています。
そもそも動物園とはイギリスが沢山の植民地を擁していた時代、アフリカやインドで猛獣狩りを行い、ついでに生け捕りしたのを本国に持ち帰り下々に観覧させたのが始まりだそうです。 皆さんは 「ぞうの花子」 の話はご存知でしょうか。 人間のエゴがもたらした結果の悲しい実話です。
最初に戻りますが子どもたちが再び羽を切られたハゲコウを見て大人たちは何と答えるのでしょう・・・・・人間が見るためには羽を切っても良いと答えるのでしょうか。

  ≪愛鳥週間とはなんぞや?≫