国家の損失末代まで

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 先日、テレビで結城紬ゆうきつむぎ)の放送をみました。 半年もかけて完成させるこの伝統織物を地域をあげて伝承している姿には感動しました。 
それでは飛行機に関してはどうでしょうか、近年素晴らしいサイトを立ち上げている人がおられます。 貴重な記録としてネット上に残り次世代へ継承される一つの方法と思います。 沢山の若い人がアクセスしてくれることを望みます。 
飛行機の国アメリカでは父から子へ、子から孫へと実機を通してそのノウハウが自然に伝承されてきましたが、日本では飛行機が身近で無いためか戦後は特に希薄なものになってしまったようです。
現在、保存すべき資料は散逸し残すべき飛行機は破壊され先人の築いてきた心意気を感ずる術が無くなりつつあります。 ときわの松の緑が濃い間に行動しなければなりません。
NPO立航博では今までに4機の古い飛行機を救出しましたが、いずれも世界的に貴重な保存資料です。

ここで一つ。
NPO立航博とかけて何と解く≫・・・≪水も滴る色男と解く≫・・・≪そのこころは≫
金も力も無かりけり。 

画像は金欠と場所の無い立航博が涙を呑んで破壊からの救出を断念したエアロコマンダー520型機です。 これは(エ)社生産1号機で戦後日本へ輸入された双発第1号(JA5001)でした。