那須岳・白湯山信仰 登拝

先日、那須岳の北、下郷町の方より喜ばしい便りが届きました。

今夏、会津中街道(松川通り)の新発見した部分を含め松川宿から大峠を越え板室宿まで山岳トレッキングを企画するようで、三斗小屋温泉で一泊し次の日は廃れて久しい白湯山信仰の御宝前を経てゴール地点までの一泊二日コースが案として示されています。

ということで、図書館へ行き参考文献を借りてきました。右は『下野国那須岳白湯山信仰に関する歴史地学的研究』日本女子大学文学部史学科  新制51回生 廣本祥子さんがまとめた論文です。実にためになる内容で勉強になります。

これらのことを踏まえ白湯山信仰の行道復活となれば三斗小屋宿跡周囲の環境も整備され、自ずと歴史も再認識し次世代へ継承することができます。

それでは今何が肝要か、夏のトレッキングに備え参加者を多く募ること、ちなみに江戸末期の白湯山開山日には1,008人の参詣者が各地より訪れたそうです。現在は一人もいないのです。