航空ファンに告ぐ

   「今からでも遅くないから航宇博を創る旗の元ヘ集まれ」
以前、昭和28年制作の二・二六事件を描いた映画 『叛乱』 を観たことがあります。 青年将校役の役者さんの真に迫る演技が伝わり唾を飲みました。 役者さんたちも戦時を過ごしているので役そのものになりきっている、というより青年将校の無念さの魂が役者に乗り移っていて演技というより事実を目の前で見ているようでした。 牢獄や処刑場の様子も良く考証されていて記録映画みたいです。
また、東映の映画(題名は忘れましたが)で海軍の大西瀧治郎中将役を鶴田浩二さんが演じていましたが、無念さをこらえ嗚咽しながら紅白饅頭を頬張るシーン、最期の自刃に介錯を断りのたうちながら息絶えるシーンなど凄まじく観ていられませんでした。 海軍のトップにいた者の責任の取り方に現代と重ね合わせ考えさせられました。