Entries from 2006-01-01 to 1 year

飛ぶ仲間 : 自作機ウルトラクルーザー

昨日、飛ばねぇ豚マルコさんからのコメントに 『東京フライングクラブ』 藤田さんの作った自作機がテレビに出ていたとありましたので飛行中の写真を紹介します。 スピードは時速128キロ、重さ113キロ、37馬力エンジン、約1年で完成、価格約140万…

飛ぶ仲間 : 紫電改・その2

夏休みにアメリカへ行ってきました。 お目当ては飛行機だけでなくチリビーンズ・ホットドッグとアイスクリームです。 生ビールのお替りは昨年600円、今年は800円と年々高値をつけていてこれで推移すれば米軍の株は薄商いで下がり、お世辞にも美味しく…

飛ぶ仲間 : 紫電改(しでんかい)

終戦記念日が近づきました。 先日、日本映画チャンネルで昭和53年 (27年前) にNHKで製作されたドキュメンタリー特集 『紫電改・最後の戦闘機』 が放映されました。 この機体が海中より引き揚げられたのは知っていましたがこの記録映像は初めて見ま…

立川基地

米軍立川基地は昭和52年11月30日それまで翻っていた米国国旗が降ろされ日本に返還されました。 今回は米軍基地であった当時の見学者の写真です。 下の写真に写っているお相撲さん誰だか分かりますか。 その他慰問者を含めると大勢の人が訪れています。…

陸海空軍統合記念日(三軍記念日)

画像は昭和30年代か?米軍立川基地の一般公開日の写真で現在の多摩信用金庫本店北西側にあったメインゲート付近です。 にぎわいは今も昔も変らず飛行機内部を見学するのに長蛇の列です。 軍の施設の中ですので緊張感はありましたが、どこかのんびりとして…

飛ぶ仲間 : グローブマスター・その2

前回に続き巨大プロペラ輸送機です。 グォングォンと爆音を轟かせ力強く大空を飛んでいたグローブマスターも遂に力尽きたかその巨体を立川より遥か彼方の太平洋の孤島に横たえています。 ここは先の大戦の激戦地東京都硫黄島、遠方にすりばち山を望む軍用の…

飛ぶ仲間 : グローブマスター(地球の支配者)輸送機

今回は、前回の飛行機と同じ空冷星型28気筒ワスプメジャーを4基搭載しているダグラスC-124Cグローブマスター輸送機です。 この飛行機は米軍が立川飛行場に駐留していた時沢山見かけました。 立川基地と言えばグローブマスターを思い浮かべる年配の方も多い…

飛ぶ仲間 : レース飛行機

画像の飛行機は第2次大戦で活躍したコルセア (海賊) 戦闘機をレース用に改造したものです。 エンジンは前回ご紹介のプラット・アンド・ホイットニー社の最大級R-4360 (71,500cc) ワスプ・メジャーを搭載し4150馬力で最高周回速度が時速734キ…

飛ぶ仲間 : レース用ワスプ・メジャー・エンジン

前々回は液冷式のレース用エンジンでしたので,今回は空冷式レース・エンジンです。 画像のエンジンはダグラスC-124グローブマスター輸送機に搭載されていたプラット・アンド・ホイットニー社製の星型4列28気筒・3800馬力です。 重さは約1.8トン…

飛ぶ仲間 : カラス

昨日、東京都府中市にある大国魂神社の 「すもも祭」 に行きました。 沢山の露店がゴザを敷きスモモを並べて売っていました。 この日に限り 「からす団扇/うちわ」 が500円で売られます。 からす団扇の由緒によれば神代の昔、御歳神様が害虫や災難を除く…

飛ぶ仲間 : レース用マーリン・エンジン

今回の画像はエアレース用エンジンです。 第2次大戦のP-51戦闘機のロールス・ロイス/マーリン・エンジンを改造したものです。 ノーマルでは戦闘時3000回転/61インチMAPですが最近のレース・エンジンでは3600回転/145インチMAP/400…

飛ぶ仲間 : TSUNAMI/津波 その3

今朝テレビを観てるとタイトルに 「去勢判断の要素」 なんて字が出てよく見れば 「形勢判断の要素」 という将棋の番組でした。 最近目が悪くなりました。 既に歯も悪いのでセオリー通りですと次ぎはマ○となります。 さて今回は 『TSUNAMI』 というレース用飛…

飛ぶ仲間 : TSUNAMI/津波 その2

今回の画像はレース機 『TSUNAMI』 の製作風景です。 左上は翼の桁、右は完成した翼、右下は完成間近な胴体です。 このような飛行機は一般的にアルミ合金の板をリベット (鋲/びょう) で打ちつけて製作します。 注) 桁(けた) : 主翼に作用する曲げ荷重…

飛ぶ仲間 : TSUNAMI/津波

画像は前回に続き、葛飾北斎の富嶽三十六景の中の 『神奈川沖浪裏』 図です。 大胆な構図による波と富士を描いたこの作品はしけた海か、はたまた大津波を連想します。 スマトラ沖地震による津波の災害もまだ記憶に新しいところですが、かつて 『TSUNAMI』 と…

飛ぶ仲間 : 鳳凰(ほうおう)

朝日新聞から葛飾北斎の肉筆浮世絵 「鳳凰図屏風」 部分のカラー刷りが届きました。 この素晴らしい色彩の屏風絵はアメリカのボストン美術館が所蔵している35.8x233.2cmの比較的小さい屏風です。 今回朝日新聞社主催 「江戸の誘惑」 展に6月17…

飛ぶ仲間 : 器行飛型スラカ

“ スラカってなぁんだ! ” 一昨日、香川県まんのう町の役場からこの三月に開館した 「ニ宮忠八飛行館」 のパンフレットが届きました。 二宮忠八は世界の航空の先駆者です。 パンフによると明治22年23歳の時滑空するカラスを見て飛行原理を発見、カラス型…

飛ぶ仲間  : カブト虫/ムシキング

今朝、NPO立航博の直ぐ脇でカブトムシに会いました。 この辺はまだ森も残っていますし近くの玉川上水にはカブトムシの好きな甘い樹液の出る大きなクヌギの木が沢山はえています。 子供達に人気のカブトムシはカードゲーム 「甲虫王者ムシキング」 でもバ…

飛ぶ仲間 : 三式戦・飛燕

画像は前回ご紹介の模型でなく実物の陸軍三式戦闘機Ⅰ型とⅡ型の胴体左前方、エンジン空気取り入れ口付近の比較です。 左がアメリカのチノ飛行場で復元を待っていたⅠ型、右が唯一日本に現存するⅡ型で現在は色を塗り替えて鹿児島県知覧町の特攻顕彰館に展示され…

調布飛行場 その3

昭和17年4月陸軍飛行第144戦隊は飛行第244戦隊と改称され調布飛行場に三式戦闘機 (飛燕) をもって展開し主に東京を空襲する米軍のB-29爆撃機を撃墜する戦果を残しました。 体当たり専門の 「震天制空隊」 も編成されています。 画像は小林照彦…

調布飛行場

前回は調布飛行場近くにある掩体壕 (えんたいごう) についてでした。 今回の画像は以前調布飛行場の工事中に出土した飛行機の主脚部分です。 詳細は分かりませんが機種は米国ダグラス社で製造されたB-26インベーダー (侵略者) 機と思われます。 この…

掩体壕(えんたいごう)

先日の読売新聞によると東京の調布飛行場に隣接する武蔵野の森公園で残っていた掩体壕を 「調布飛行場の掩体壕を保存する会」 の働きかけで東京都により保存されることになり見学会が開かれたようです。 記事では掩体壕は米軍空襲から日本の戦闘機を守るため…

『ゲド戦記』 の竜

スタジオジブリのアニメ映画「ゲド戦記」の案内はがきをもらいました。描かれている竜は西洋のドラゴンでしょうか。ドラゴンは中国、日本の龍とは少しおもむきが異なりますが強いものの象徴として飛行機の名前にも使われています。 スエーデンのサーブ・ドラ…

飛ぶ仲間 : イカロスのお父さん

今回はダビンチよりずっとずっと昔のギリシャ神話についてです。 クレタ島のミノス王に仕える工人ダイダロスは王妃パシパエがかねてからオス牛と交わりたいとの密かな望みを知り、その思いを遂げさせるため人造のメス牛に王妃を潜り込ませオス牛がメス牛と思…

立川の地ビール

前回、昭和12年4月6日立川飛行場をロンドンに向け記録飛行に飛び立った神風号について少し述べました。 今回は当地立川名産?、同名の 『KAMIKAZE』 ビールのご紹介です。 同昭和12年立川で陸軍ご用達旅館として始まった現在の懐石料理店無門庵 (むも…

ダ・ヴィンチ・コード

皆さんはもう小説「ダ・ヴィンチ・コード」を読みましたか、映画も上映中です。600年も前にイタリアの天才レオナルド・ダビンチは数々の機械を考案していました。その中にヘリコプター?も素描に描かれています。 以前日本の大手航空会社でこれを図案化し…

横田基地

一昨日/26日(金)の石原東京都知事の定例記者会見によると横田基地軍民共用化に関し旅客便運行の潜在的需要があると見て日本航空、全日空より促進要望書を得た、またロードマップもでき共用化が事務段階に入った。22日(月)には都と国の連絡会議があり…

飛ぶ仲間:一反木綿(いったんもめん)

『水木しげるの妖怪ワールド』によると一反木綿とは鹿児島県大隈地方に出没する長さ一反ほどの白い布状の妖怪でヒラヒラと空中を身軽に飛びかい、夜に人を襲ってグルグル巻きにしてしまうとあります。しかし今は鬼太郎の航空部隊として活躍しています。 そこ…

飛ぶ仲間:チャールズ・リンドバーグ

79年前の1927年5月21日(今日)アメリカの無名の郵便飛行士であった青年チャールズ・リンドバーグは単独でニューヨーク~パリ間、大西洋無着陸横断飛行という偉業を成し遂げました。現代の月まで行く位の冒険であったと思います。「翼よ、あれがパリ…

お宝飛行機

アメリカの広大な農場には大きくて古い(Barn)納屋があり画像のような本まで販売されています。 その中からたまに古く朽ちたお宝飛行機が見つかります。2年前にはスパルタン複葉機が納屋で発見され見事に復元され博物館へ寄贈されました。またカルホルニア…

交通博物館

東京神田の交通博物館が閉館します、その歩みは交通博物館概要によると明治44年鉄道院総裁後藤新平、鉄道博物館掛けを置き、資料の収集を開始とあり現在は航空資料も多く含まれています、残念ながら本日その長い歴史に幕が下ります。 来年10月さいたま市…